玄文社主人の書斎

極私的読書空間

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人口70億人の恐怖

十月三十一日、世界の人口は七十億人に達した。七十億人の日を祝うイベントや、七十億人目の子供にプレゼントを贈るなどということが各国で(日本でも)行われているそうだが、信じがたい脳天気としか思えない。 柏崎機械金属団地協同組合五十周年式典で講演…

自費出版と電子書籍

姫路市の小野高速印刷という会社から玄文社宛に「電子書店を開設しませんか? パートナー企業様募集中」というリーフレットが送られてきた。「電子書店をネット上に開設して、書籍を販売しませんか」というお誘いである。 自費出版書籍を対象にしていて、こ…

朝吹真理子さん游文舎で

朝吹真理子さんに、フランソワ・ビュルランの素顔を見てもらおうと、DVDをスタートさせたところ、ビュルラン本人が画面に登場したところで、朝吹さんは「あっ」と大きな声を上げた。ビュルランの容姿を見て、一瞬でその作品と作者との関係に納得がいった…

クリの生り年

クリ拾いの達人の高橋さん親子から、山のような茹で栗をいただいた。栽培の栗ではなく、山栗で、ツブは小さいが味は大きなクリの比ではない。とにかく甘くて、味が凝縮している。食べ出すと切りがない。宴席で茹でガニが出ると誰もが寡黙になるが、あれと同…

フランソワ・ビュルランの絵画世界3

「游文舎」のビュルラン展では、二○○八年の《深い闇の奥底》シリーズの他に、二○○九年の《Jardin》シリーズも展示された。《深い闇の奥底》が半獣神や古代の生物達が跳梁跋扈する賑やかで野蛮な世界であったのに対して、《Jardin》の方はモノクロの静謐な世…